新生代古第三紀 漸新世

漸新世の頃の日本列島はユーラシア大陸の東の端に位置して
いました。始新世の亜熱帯に近い温暖な気候がその後期に寒
冷化し、熱帯や亜熱帯型の植物の多くが姿を消しました。
漸新世になり再び気候が温暖化し、その後の中新世につながる
温帯、暖帯の植物群の原型が出来上がりました。

以下は神戸層群から採集した化石です

ニレ科 ブナ・オオバメギ ヤナギ科 木材片 ブナの殻斗 シダ科トクサ
11 12 13 20 21 23
メタセコイヤ サワグルミの実 つぼみ 木材片 マンサク科フウ マメ科
24 25 26 28 29 31
ニレ・ケヤキ マンサク科フウ ヤナギ科 ツバキ チュウシンフウ チュウシンフウ
34 35 36 40 104 105
ニレ科 ケヤキ バラ科 クスノキ科ニッケイ ヤシ科シュロ ヤシ科シュロ
106 107 108 109 124 374
トクサ・ブナ スイカズラ科 ブナ科ホソバシラカシ スイカズラ科 マックリントッキア カキノキ
376 379 385 386
オークガシ ヌマスギ シダ シダ、ゼンマイ