貝皿・伊月

中生代ジュラ紀


福井県大野郡和泉村伊月
手取層群

有名な手取層群の化石です。
といっても恐竜ではありませんよ・・・あしからず。
福井県、石川県、富山県にまたがって、中生代ジュラ紀から白亜紀の地層が分布
しています。ちょうど飛騨外縁帯の外側を不整合に覆う形です。
九頭竜湖の近くの貝皿・伊月地区には古くから汽水性の貝類の化石が産出する
ことで有名です。
飛騨外縁帯巡検旅行の帰り道にほんの1時間ほど立ち寄って採集しました。
とても良く採れて、あっという間に袋が一杯になるほどです。
風化したがれきの中から、きれいに分離した状態で採れるので楽しくなってハマっ
てしまいました・・・

標本の中で、学名をメソコルビキュラ・テトリエンシスとしていますが、最近の研究
でマイレーネ・テトリエンシスに科名が変更されています。また#221の小さな巻
き貝ですが、細長いものは メラノイデス・ブルガリス。ややずんぐりしているものは
メラノイデス・ブルガリス・ミニマという学名だそうです。<矢野さんありがとうござい
ました。


202 208 209 210 212
カキ 二枚貝 二枚貝 二枚貝 二枚貝
213 215 219 221
二枚貝 二枚貝 腕足類 巻き貝

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